漢文体(読み)かんぶんたい

精選版 日本国語大辞典 「漢文体」の意味・読み・例文・類語

かんぶん‐たい【漢文体】

〘名〙 漢文を訓読する口調にならった文章表現。柔らかい口調の和文に対して、簡潔で古典的な口調をもつ。
経国美談(1883‐84)〈矢野龍渓〉後「今や我邦の文体四種あり、曰く漢文体なり、曰く和文体なり」

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デジタル大辞泉 「漢文体」の意味・読み・例文・類語

かんぶん‐たい【漢文体】

文章が漢文になっていること。また、漢文を訓読した口調に倣った文体。→和文体

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