和文体(読み)ワブンタイ

デジタル大辞泉 「和文体」の意味・読み・例文・類語

わぶん‐たい【和文体】

平安時代、主に女性平仮名を用いて書いた物語・日記などの文体。また、それにならった文体。→漢文体

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「和文体」の意味・読み・例文・類語

わぶん‐たい【和文体】

  1. 〘 名詞 〙 やまとことばが主体のやわらかい調子の文体。
    1. [初出の実例]「今や我邦の文体に四種あり曰く漢文体なり曰く和文体なり」(出典:経国美談(1883‐84)〈矢野龍渓〉後)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android