精選版 日本国語大辞典 「焙烙・炮烙」の意味・読み・例文・類語
ほう‐ろく ハウ‥【焙烙・炮烙】
〘名〙
※杜詩続翠抄(1439頃)八「土 ほうろく也、蜀之俗多用之也」
② 火あぶりにすること。火あぶりの刑。
③ 「ほうろくずきん(焙烙頭巾)」の略。
※俳諧・落花集(1671)「はうろくは八丈ぎぬの頭巾かな」
④ 無毛の女陰。若い女性を「かわらけ」というのに対し、中年女性についていう。
※雑俳・苔翁評万句合(1751‐64)「ほうろくを逢度ごとにふるまはれ」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報