父母疾有らば為む可からずと雖も薬を下さざるの理無し(読み)フボヤマイアラバオサムベカラズトイエドモクスリヲクダサザルノリナシ

デジタル大辞泉 の解説

父母ふぼやまいらばおさからずといえどくすりくださざるの

《「宋史」文天祥伝から》父母病気がたとえ治る見込みがなくても、薬を飲ませて手当てをするのが子の務めである。滅亡を免れないとわかっていても、最後まで国家のために尽くすのが臣としての義務であるというたとえ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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