直根(読み)チョッコン

デジタル大辞泉 「直根」の意味・読み・例文・類語

ちょっ‐こん〔チヨク‐〕【直根】

側根が小さく、主根が大きくて垂直に伸びている根。ニンジンダイコンなど。

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精選版 日本国語大辞典 「直根」の意味・読み・例文・類語

ちょっ‐こん チョク‥【直根】

〘名〙 主根が側根より著しく大形で、かつ垂直方向に伸びるもの。ダイコン、ニンジン、ゴボウなど。〔生物学語彙(1884)〕

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盆栽用語集 「直根」の解説

直根

特に実生素材の場合、種子から初めて真下に伸びた根のことを指す。この根が下に伸びる力で幹は高くかつ太くなるが、盆栽として鉢内で育てる際は不要になるので、一般的には早い段階で切除する。伸ばしていると横根(ひいてはこれが根張りになる)に力が行き渡らず、枝づくり・樹形づくりが難しくなる。

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