主根(読み)シュコン

デジタル大辞泉 「主根」の意味・読み・例文・類語

しゅ‐こん【主根】

種子はい幼根がそのまま伸びて太くなった根。周囲側根を出す。双子葉植物裸子植物にみられる。おもね。直根
[類語]根っこ根もと球根根方側根髭根根毛百合根蓮根

おも‐ね【主根】

しゅこん(主根)

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「主根」の意味・読み・例文・類語

しゅ‐こん【主根】

  1. 〘 名詞 〙 植物の胚(はい)の幼根がそのまま伸びて太くなった根。まっすぐ地中に伸び、ふつう周囲に側根を出す。裸子植物や双子葉類多くにみられる。
    1. [初出の実例]「複根とは、稲などの如く、主根なく、同大の根の、数多あるものを云ふなり」(出典:尋常小学読本(1887)〈文部省〉七)

おも‐ね【主根】

  1. 〘 名詞 〙しゅこん(主根)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android