直覚主義(読み)チョッカクシュギ

デジタル大辞泉 「直覚主義」の意味・読み・例文・類語

ちょっかく‐しゅぎ〔チヨクカク‐〕【直覚主義】

直観主義ちょっかんしゅぎ1

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「直覚主義」の意味・読み・例文・類語

ちょっかく‐しゅぎ チョクカク‥【直覚主義】

〘名〙 (intuitionism の訳語)
① 一般に、知識の根拠として直観に訴える哲学立場。直覚説。直観主義直観説
② 現代英米の倫理学では、二つに大別される。
(イ) ある種の行為が正しい(不正である)、あるいは、義務である(義務でない)と知られるのは、行為の結果によらずに、直接その行為の正・不正を直観することによる、というH=A=プリッチャードらの立場。
(ロ) 行為だけでなく、一般に事物そのものの善または悪という価値は、直接その事物の善悪を直観することによって知られるとするG=E=ムーアらの立場。

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