デジタル大辞泉
「神頭」の意味・読み・例文・類語
じん‐どう【神頭】
的矢の鏃の一。鏑矢に似て、先を平らに切り、的を傷つけないようにしたもの。長さ5~6センチで、多くは木製、黒漆塗り。磁頭。
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じん‐どう【神頭】
〘名〙
的矢(まとや)の鏃
(やじり)の
一種。多くは木で作った小形の
目無鏑(めなしかぶら)で、漆で黒く塗ったもの。
挟物(はさみもの)、
草鹿(くさじし)、
丸物などを射るのに用いる。また、
鉄製のものを金神頭
(かなじんどう)という。磁頭。
※
十訓抄(1252)七「昨日の仰に、鶯やるなと候しかば、いふかひなくにがし候ば、
弓箭とる身に
心憂くて、
じんどうをはげて、射落して侍る」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報