立てり商ひ(読み)タテリアキナイ

デジタル大辞泉 「立てり商ひ」の意味・読み・例文・類語

たてり‐あきない〔‐あきなひ〕【立てり商ひ】

米市手元に米の現物がなく、思惑だけで売買すること。空米くうまい相場
北浜の米市は…一刻の間に、五万貫目の―もあることなり」〈浮・永代蔵・一〉

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