空米相場(読み)クウマイソウバ

デジタル大辞泉 「空米相場」の意味・読み・例文・類語

くうまい‐そうば〔‐サウば〕【空米相場】

相場変動による差益獲得目的とした、米の空取引

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精選版 日本国語大辞典 「空米相場」の意味・読み・例文・類語

くうまい‐そうば‥サウば【空米相場】

  1. 〘 名詞 〙 現物の受け渡しの意思がなく、ただ差金授受だけを目的として行なわれる米穀売買。あるいは、米穀取引所の相場を標準として行なわれた米穀の賭博的な取引。空米商い。空米取引。空米売買。
    1. [初出の実例]「元金といふ一万円は空米相場(クウマイサウバ)で損した金」(出典:歌舞伎・人間万事金世中(1879)大切)

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