聖体大会(読み)せいたいたいかい(英語表記)eucharistic congress

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「聖体大会」の意味・わかりやすい解説

聖体大会
せいたいたいかい
eucharistic congress

キリストの聖体の秘跡について研究し,また典礼行為によって公に賛美するためのローマ・カトリック信者の集会。 E.タミジェらが提唱し,1874年アビニョンへの巡礼から始り,ガストン・ド・セギュルらの努力によって 81年のフランスリールでの第1回大会から国際的な形をとるようになった。万国大会は 1906年以来教皇特使が列席し,22年以来2年ごとに開催。日本から初めて公式に参加したのは 37年のマニラ大会。第2次世界大戦後初の大会は 51年にスペインバルセロナで開かれた。ほかに各国単位での全国大会もある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android