詠む(読み)ナガム

デジタル大辞泉 「詠む」の意味・読み・例文・類語

なが・む【詠む】

[動マ下二]《「長む」の意からという》
声を長く引く。また、声を長く引いて詩歌などをよむ。
女房舟中に忍びたる声にて、淀の渡のまだよふかきにと―・められたりし」〈十訓抄・一〉
詩歌・俳句などを作る。
「彼の在原のなにがしの、唐衣きつつなれにしと―・めけん」〈平家・一〇〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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