貞次(読み)サダツグ

デジタル大辞泉 「貞次」の意味・読み・例文・類語

さだつぐ【貞次】

鎌倉前期、備中刀工後鳥羽院御番鍛冶同名の刀工は多い。生没年未詳。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「貞次」の意味・読み・例文・類語

さだつぐ【貞次】

鎌倉中期の刀工。備中国の古青江派に属し、後鳥羽院の承元年間(一二〇七‐一一)に御番鍛冶の一人に選ばれた。その作は備中物うちで、一段と刃業(はわざ)がすぐれているといわれる。〔刃物目利書(1754頃)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android