遠文(読み)トオモン

デジタル大辞泉 「遠文」の意味・読み・例文・類語

とお‐もん〔とほ‐〕【遠文】

間隔をおいて散らした文様。また、その織物や染め物。⇔繁文しげもん

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「遠文」の意味・読み・例文・類語

とお‐もん とほ‥【遠文】

〘名〙 細かい模様を、間隔を遠くあけて一面に配置した文様。近くに寄せた繁文(しげもん)、離して散らした飛文に対していい、多く織物に用いる。
※永仁御即位用途記(1298)「領巾代二筋〈紫蘇芳二色、遠文綾如帳紐〉」

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