重嬰記号(読み)ジュウエイキゴウ

デジタル大辞泉 「重嬰記号」の意味・読み・例文・類語

じゅう‐えいきごう〔ヂユウエイキガウ〕【重×嬰記号】

音楽で、変化記号の一。ある音を半音ずつ2回、すなわち全音高めるための記号ダブルシャープ

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精選版 日本国語大辞典 「重嬰記号」の意味・読み・例文・類語

じゅう‐えいきごう ヂュウエイキガウ【重嬰記号】

〘名〙 ある音を半音ずつ二回(全音)上げることを示すため音符左側につける記号。ダブルシャープ

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世界大百科事典(旧版)内の重嬰記号の言及

【変化記号】より

…基本音階(ハ長調音階つまりピアノの白鍵に相当)に含まれる音を幹音(かんおん)または本位音といい,これを半音一つまたは二つぶん変化させた音を派生音(変化音,変位音とも)という。変化記号には幹音を半音高くする嬰記号(シャープsharp ♯),半音低くする変記号(フラットflat ♭),半音二つぶん高くする重嬰記号(ダブル・シャープ ),半音二つぶん低くする重変記号(ダブル・フラット ♭♭),それに以上のすべての変化記号の効力を消して派生音を幹音に戻す本位記号(ナチュラルnatural ♮)の5種がある。 変化記号の役割には調号と臨時記号の二通りがある。…

※「重嬰記号」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」