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変化記号 ヘンカキゴウ

デジタル大辞泉の解説

へんか‐きごう〔ヘンクワキガウ〕【変化記号】

音楽で、ある音を上げ、または下げることを示す記号の総称。嬰(えい)記号変記号など。変位記号。

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世界大百科事典 第2版の解説

へんかきごう【変化記号】

西洋音楽の記譜法において,音に半音的変化を加える記号。基本音階(ハ長調音階つまりピアノの白鍵に相当)に含まれる音を幹音(かんおん)または本位音といい,これを半音一つまたは二つぶん変化させた音を派生音(変化音,変位音とも)という。変化記号には幹音を半音高くする嬰記号(シャープsharp ♯),半音低くする変記号(フラットflat ♭),半音二つぶん高くする重嬰記号(ダブル・シャープ ),半音二つぶん低くする重変記号(ダブル・フラット ♭♭),それに以上のすべての変化記号の効力を消して派生音を幹音に戻す本位記号(ナチュラルnatural ♮)の5種がある。

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大辞林 第三版の解説

へんかきごう【変化記号】

幹音を半音階的に高めたり低めたりする記号。調号・臨時記号に用いられるシャープ・フラットなどの総称。変位へんい記号。 → 本位記号

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

変化記号
へんかきごう

変位記号」のページをご覧ください。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

変化記号
へんかきごう
accidentals英語
Versetzungszeichenドイツ語

五線記譜法で幹音に半音的変化を加える記号。♯、♭、)、の5種類あり、臨時記号や調号として用いられる。臨時記号は楽曲の途中で音に臨時の半音的変化を与える記号で、前述の5種類すべてが用いられる。調号は、楽曲の初めにその調の派生音をまとめて記したもので、♯、♭、(転調時のみ使用)の3種が使われる。
 変化記号は10世紀ごろ、ロ音と変ロ音を区別するために用いられた(四角い♭、固い♭)と♭(丸い♭、柔らかい♭)に由来する。やがてと♯に発展し、紆余(うよ)曲折のすえ、18、9世紀に現在のような体系になった。しかし20世紀音楽(十二音音楽など)では、臨時記号はそれがつけられた音符のみに有効とするなど、用法に多少の変化がみられる。また西洋音楽以外の音楽を五線譜化する際、半音より狭い微分音の表記に↑やなどの新しい記号も用いられる。[柴田典子]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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