闇に惑う(読み)ヤミニマドウ

デジタル大辞泉 「闇に惑う」の意味・読み・例文・類語

やみまど・う

闇夜のために道に迷う。転じて、心が乱れて、適切な判断ができなくなる。「恋の―・う」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「闇に惑う」の意味・読み・例文・類語

やみ【闇】 に=惑(まど)う[=迷(まよ)う]

暗闇のために道に迷う。また、比喩的に用いて、思慮分別を失って途方に暮れる。煩悩世界で苦しむ。
古今(905‐914)恋三・六四六「かきくらす心のやみにまどひにき夢うつつとは世人さだめよ〈在原業平〉」

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