阿倍清継(読み)あべの きよつぐ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「阿倍清継」の解説

阿倍清継 あべの-きよつぐ

?-? 平安時代前期の官吏
下野介(しもつけのすけ),安芸権守(あきごんのかみ)をへて越前(えちぜんの)介となる。弘仁(こうにん)元年(810)の薬子(くすこ)の変で平城(へいぜい)上皇方につき,権少掾(しょうじょう)百済愛筌らと挙兵新任の越前介を捕らえて交替しなかったため,流罪となった。姓は安倍ともかく。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android