青電話(読み)あおでんわ

精選版 日本国語大辞典 「青電話」の意味・読み・例文・類語

あお‐でんわ あを‥【青電話】

〘名〙 公衆電話一つで、普通公衆電話の通称街頭などの電話ボックスに設置する電話機。電話ボックス外に設置する赤電話に対していった。現在は青い色の公衆電話は使われていない。
※拳銃街一丁目(1959)〈島田一男〉「待合室の青電話についている電話帳で」

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世界大百科事典(旧版)内の青電話の言及

【公衆電話】より

… 公衆電話は第2次大戦後めざましく発展したが,その過程においてニーズの変化や技術の進歩につれて以下に述べるような多様なものが導入され,それらが最近まで共存していた。(1)街頭公衆電話 公衆電話ボックスに取りつけられたボックス型のものと駅頭などに見られる卓上型のものでボックス型には市外通話に便利な100円硬貨も使える黄電話と,10円硬貨用の青電話があった。(2)店頭公衆電話 タバコ屋や駅の売店に設置されたいわゆる赤電話。…

※「青電話」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」