赤電話(読み)アカデンワ

精選版 日本国語大辞典 「赤電話」の意味・読み・例文・類語

あか‐でんわ【赤電話】

  1. 〘 名詞 〙 公衆電話の一つ。委託公衆電話の通称。主に店舗などに設置し、その保管や取り扱いを委託して、利用者の便をはかったもの。電話機の色が赤いところからこう呼ばれたが、平成七年(一九九五)四月以降は使用されていない。また一般に、公衆電話の通称。
    1. [初出の実例]「駅構内に赤電話がずらりと並んでいる」(出典:セルロイドの塔(1959)〈三浦朱門〉四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の赤電話の言及

【公衆電話】より

…(1)街頭公衆電話 公衆電話ボックスに取りつけられたボックス型のものと駅頭などに見られる卓上型のものでボックス型には市外通話に便利な100円硬貨も使える黄電話と,10円硬貨用の青電話があった。(2)店頭公衆電話 タバコ屋や駅の売店に設置されたいわゆる赤電話。(3)農村公衆電話 電話の普及が遅れている農山村に設けられる。…

※「赤電話」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む