鮫肌・鮫膚(読み)さめはだ

精選版 日本国語大辞典 「鮫肌・鮫膚」の意味・読み・例文・類語

さめ‐はだ【鮫肌・鮫膚】

〘名〙
① 鮫の皮のようにざらざらした、人の皮膚。〔色葉字類抄(1177‐81)〕
源平盛衰記(14C前)三二「二郎は形貌醜悪にして鮫膚(サメはだ)なり」
② ざらざらしたもの、ごつごつしたもののたとえ。
※所々返答(1466‐70)「歌には歌肌とて〈略〉如何計面白く利根好士も、さめはだに筋くれだちて、くどきたてたる結構物おほく見え侍歟」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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