あいきょう

精選版 日本国語大辞典 「あいきょう」の意味・読み・例文・類語

あい‐きょう ‥キャウ【鱫

〘名〙 (「あいぎょう」とも)
① 子持ち鮎の卵以外の内臓を取り去り、五、六日塩につけたのち、水洗いし、乾燥させた食品。近世初期には肥後熊本県)の名産とされた。子を持っていないのは塩鮎という。
壒嚢鈔(1445‐46)一「 アイキャフ」
② 越年した鮎。鮎の年を経たもの。

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