岩石学辞典 「アイシイ数」の解説 アイシイ数 岩石薄片の中の結晶粒度を多少定量的に表す方法がシェイズによって考えられた[Chayes : 1956].これはIC(Identity Change)数といい,薄片内の任意の1インチ(2.54cm)の線の間の独立した結晶粒の数を示すもので,粒度の大小をある程度は表現できる.この場合に結晶の種類には関係なく,また同じ種類の結晶が連続していても粒子が異なればそれぞれ独立した結晶粒として取り扱う.シェイズはこの数を用いて鉱物容量比の誤差を論じた[Chayes : 1956]. 出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報