「愛垂る」という語構成が考えられているが、未詳。用例が少なく語義もはっきりしない。「観智院本名義抄」に「 アイタレ」とあり、「新撰字鏡」では、同じ文字について「
好也
也
也 戯也 悦也 保志支万々 又阿佐礼和佐須」とある。挙例の「源氏物語」や「海人刈藻物語」などでは人物の風貌や態度をなよなよとしてなまめかしい王朝的美質としてとらえているが、「天正本節用集」には「愛
礼 アイダレ ウツケノコト」とあり、きりっとした所がないといったマイナス評価にも通じたか。
貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...