「愛垂る」という語構成が考えられているが、未詳。用例が少なく語義もはっきりしない。「観智院本名義抄」に「 アイタレ」とあり、「新撰字鏡」では、同じ文字について「
好也
也
也 戯也 悦也 保志支万々 又阿佐礼和佐須」とある。挙例の「源氏物語」や「海人刈藻物語」などでは人物の風貌や態度をなよなよとしてなまめかしい王朝的美質としてとらえているが、「天正本節用集」には「愛
礼 アイダレ ウツケノコト」とあり、きりっとした所がないといったマイナス評価にも通じたか。
ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...