アイワゾフスキー(読み)あいわぞふすきー(その他表記)Иван Константинович Айвазовский/Ivan Konstantinovich Ayvazovskii

日本大百科全書(ニッポニカ) 「アイワゾフスキー」の意味・わかりやすい解説

アイワゾフスキー
あいわぞふすきー
Иван Константинович Айвазовский/Ivan Konstantinovich Ayvazovskii
(1817―1900)

ロシア画家本名はГайвазовский/Gayvazovskiy。黒海に臨む港町フェオドシアに、アルメニア商人の子として生まれる。ペテルブルグの美術アカデミーに進み、M・ボロビヨフMaksim Vorob'yov(1787―1855)とフランス人海洋画家タヌールPhilippe Tanneur(1795―1878)に学んだ。生涯を通じて海を描いた特異な画家として知られる。代表作『第九の波』(1850年。ロシア美術館)は、黒海の嵐(あらし)と闘う勇敢な人々を描くとともに、海のもつ大自然の力の恐ろしさをロマンチックに表現している。約6000点の作品を制作、多作家としても有名

木村 浩]


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む