アウシュヴィッツ-ビルケナウナチスドイツ強制絶滅収容所(読み)アウシュヴィッツビルケナウ ナチスドイツきょうせいぜつめつしゅうようじょ

世界遺産詳解 の解説

アウシュヴィッツビルケナウ ナチスドイツきょうせいぜつめつしゅうようじょ【アウシュヴィッツ-ビルケナウ ナチスドイツ強制絶滅収容所】

正式登録名は、アウシュヴィッツ-ビルケナウ ナチスドイツ強制絶滅収容所(1940-1945)。1979年に登録された世界遺産文化遺産)で、ポーランド南部のクラクフ西部約70kmのオシヴェンチム(ドイツ語で、アウシュヴィッツ)に位置し、アウシュヴィッツとビルケナウの2つの収容所からなる。第二次世界大戦中、ナチス・ドイツがユダヤ人やロマ人、ポーランド人など多数の人々を捕虜として収容し、強制労働を強いてからガス室での毒殺処刑などで大量虐殺した。虐殺された人の数は、150万人ともいわれている。二度と繰り返してはならない人類の負の遺産として、人類の歴史上、重要な時代を例証するものとして、世界遺産に登録された。収容所は現在、アウシュヴィッツ・オシヴェンチム博物館になっている。◇英名はAuschwitz Birkenau German Nazi Concentration and Extermination Camp(1940-1945)

出典 講談社世界遺産詳解について 情報

日本の株式の水準を示す、東京証券取引所第1部225銘柄の平均株価。単位は円。構成銘柄は時価総額の分布の変化などにより、適宜入れ替えられている。現在の形になったのは1985年5月からである。ダウ・ジョー...

日経平均株価の用語解説を読む