デジタル大辞泉 「大量」の意味・読み・例文・類語 たい‐りょう〔‐リヤウ〕【大量】 [名・形動]1 数量の多いこと。たくさんなこと。また、そのさま。多量。「大量な(の)商品をさばく」⇔少量。2 度量が大きいこと。心が広いこと。また、そのさま。「大量な(の)人物」「大量大度たいど」⇔小量。[類語](1)多量・豊富・潤沢・豊か・たくさん・多く・多い・数数かずかず・多数・数多すうた・無数・大勢おおぜい・夥おびただしい・いっぱい・あまた・多多・いくらも・いくらでも・ざらに・ごろごろ・どっさり・たっぷり・十二分に・ふんだんに・腐るほど・ごまんと・わんさと・しこたま・たんまり・うんと・たんと・仰山ぎょうさん・なみなみ・十分・しっかり・がっつり・大挙・多勢・多人数・大人数・衆人・莫大・膨大・巨万・無尽蔵・山ほど・盛り沢山・がっぽり・がっぽがっぽ・多め・幾多・過多・最多・多作・多め・数知れない・数知れぬ・数え切れない・十指に余る・枚挙にいとまがない・掃いて捨てるほど/(2)太っ腹・雅量・広量・広い・寛闊かんかつ・寛大・寛容・寛弘かんこう・大様おおよう・大らか・おっとり・さりげない・何気ない・それとなく・それとなしに・何心ない・遠回し・気軽い・何とはなし・鷹揚おうよう・磊落らいらく・開豁かいかつ・闊達・豪胆・豪放・剛毅・放胆・大胆・悠揚・悠然・泰然・泰然自若・綽然しゃくぜん・自若・悠悠・浩然・堂堂・正正堂堂・毅然・肝が据わる・腹が据わる 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「大量」の意味・読み・例文・類語 たい‐りょう‥リャウ【大量】 〘 名詞 〙 ( 形動 )① 分量が多いこと。たくさんなこと。また、そのさま。多量。[初出の実例]「学生達の文書がこの大量の綴書をなしているのであった」(出典:死霊‐一章(1946‐48)〈埴谷雄高〉)「若い世代が大量に都市に流れ出し」(出典:白く塗りたる墓(1970)〈高橋和巳〉五)[その他の文献]〔木華‐海賦〕② 度量が大きいこと。心が広いこと。また、そのさま。寛大。大度。[初出の実例]「釈迦老子の道、しかのごとく少量ならず、しかのごとくを大量とせず」(出典:正法眼蔵(1231‐53)仏道)「一時はムットせしが、元来大量(タイリャウ)の性質なれば、ジット心を押し静め」(出典:雪中梅(1886)〈末広鉄腸〉下)[その他の文献]〔晉書‐忠義伝・車済〕③ 酒量が多いこと。また、そのさま。大酒。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by