アウリクラリア幼生(読み)アウリクラリアようせい(その他表記)auricularia larva

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アウリクラリア幼生」の意味・わかりやすい解説

アウリクラリア幼生
アウリクラリアようせい
auricularia larva

ナマコ類 (棘皮動物) の浮遊幼生。体の両側から5対の突起が生じ,各突起の基部球状体がある。さらに最後端の両側の突起の基部には星形骨片がある。この幼生は樽形のドリオラリア幼生になり,さらに変態して触手をもったペンタクラ幼生となって底生生活に入る。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android