アガペ主義者(読み)アガペしゅぎしゃ(その他表記)Agapetae

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アガペ主義者」の意味・わかりやすい解説

アガペ主義者
アガペしゅぎしゃ
Agapetae

3世紀頃のキリスト教一派。未婚婦人または寡婦が,貞潔の誓いを立てた平信徒と共同生活をおくり,その奉仕一生を捧げることが行われ,グノーシス派にも支持されたが,多くの弊害を伴うことから,エルビラ会議 (306) ,アンキラ会議 (314) ,ニカイア会議 (325) でいずれも禁止された。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む