アキラル

化学辞典 第2版 「アキラル」の解説

アキラル
アキラル
achiral

キラル反意語実像鏡像を重ね合わすことができる幾何学的な性質.回映対称(対称面対称心回映軸)をもつ形はアキラルな形である.たとえば,以下のジケトピペラジン誘導体の2,5-ジケト体(図(a))は対称心を,2,6-ジケト体(図(b))は対称面をもつためアキラルな分子である.また,下図立体配置をもつペンタエリトリトールのテトラクロロ誘導体の分子は点群 S4 に属し,回映対称であるためアキラルとなる.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む