デジタル大辞泉 「アクシオン」の意味・読み・例文・類語 アクシオン(axion) クオーク同士を結びつける強い相互作用を説明する量子色力学において、その存在が予想される未発見の粒子。また、宇宙論における冷たい暗黒物質の候補の一として挙げられている。アキシオン。→アクシーノ 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
知恵蔵mini 「アクシオン」の解説 アクシオン 1977年にイタリアなどの研究者によって存在が予言されながら、未発見の素粒子。身の回りに希薄な密度で存在し、わずかに質量をもつとされる。宇宙空間の約27パーセントを占めるといわれる未知の物質「暗黒物質(ダークマター)」の候補として考えられている。また、高い精度で検出されれば、原子核を1つにまとめている力の解明にもつながると考えられている。 (2020-8-27) 出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報