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(尾関章 朝日新聞記者 / 2007年)
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…そして観測にかかるのは白色,すなわちハドロンだけであると仮定すれば,クォークが単独では外に出てこないことの説明がつくのである。この目的にかなう理論が量子色力学と呼ばれるもので,クォークどうしは,カラーをもったグルオン(膠着子)と呼ばれる粒子を交換することによって生ずる強い力で結びついていると考えられている。
【ワインバーグ=サラムの理論とW±,Z粒子】
いままで主として強い相互作用について述べてきたが,最後に弱い相互作用と電磁相互作用について考えてみよう。…
※「量子色力学」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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