アクタウ(その他表記)Aqtau

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アクタウ」の意味・わかりやすい解説

アクタウ
Aqtau

カザフスタン南西部,マングイシラク州州都。 1964~92年シェフチェンコ Shevchenkoと呼称カスピ海東岸にある工業都市で,1960年代マングイシラク半島での石油,天然ガスの開発に伴って建設された。石油加工 (肥料) 工業がある。アトゥラウチャルジョウ (トルクメニスタン) を結ぶ鉄道幹線からの支線が通じる。人口 14万 3400 (1999) 。

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世界大百科事典(旧版)内のアクタウの言及

【トゥラン低地】より

…低い地点はカスピ海東岸に近いカラギエ低地の海面下132mのほか,各所に-30m程度の干上がった湖底がある。最高点はキジルクム砂漠中に準平原状に高まるタムディタウ山系中のアクタウ山(922m)。トゥラン低地では石油と天然ガスの埋蔵が知られ,すでに採掘のはじまったガズリ天然ガス田(ブハラの北西約100km)からはモスクワ方面へガスのパイプラインが通じている。…

※「アクタウ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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