アトゥラウ(英語表記)Atyrau

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アトゥラウ」の意味・わかりやすい解説

アトゥラウ
Atyrau

カザフスタン西部,アトゥラウ州州都カスピ海北岸,ウラル川河口の三角州に位置する港湾都市。 1992年までグリエフ Guryevと称した。 17世紀半ばミハイル・グリエフが漁業集落を建設,まもなくウラル・コサックの要塞となった。ソビエト連邦時代は漁業と貿易が経済活動の中心。その後製油石油化学缶詰,船舶修理などの工業も立地した。カザフスタン科学アカデミーの支部のほか,教育大学,博物館,劇場がある。ロシアのオルスクと鉄道で結ばれる。人口 14万 6900 (1995推計) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

マイナ保険証

マイナンバーカードを健康保険証として利用できるようにしたもの。マイナポータルなどで利用登録が必要。令和3年(2021)10月から本格運用開始。マイナンバー保険証。マイナンバーカード健康保険証。...

マイナ保険証の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android