あくち(読み)アクチ

デジタル大辞泉 「あくち」の意味・読み・例文・類語

あ‐くち

《「あぐち」とも》
ひな鳥のくちばしの根もとの黄色い部分。〈日葡
幼児の口のまわりにできる小さなできもの。〈日葡

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精選版 日本国語大辞典 「あくち」の意味・読み・例文・類語

あ‐くち

  1. 〘 名詞 〙
  2. まだ巣立ちのできない小鳥のくちばしのつけ根のところにある、黄色の小隆起部。
    1. [初出の実例]「鳥のこのくちわきのあくち如何、あはくちなり、粟の色に似たれは也」(出典:名語記(1275)八)
  3. 子ども口辺にできる小さなおでき。〔日葡辞書(1603‐04)〕

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