現代外国人名録2016 「アグネスバルツァ」の解説
アグネス バルツァ
Agnes Baltsa
- 職業・肩書
- メゾソプラノ歌手
- 国籍
- ギリシャ
- 生年月日
- 1944年11月19日
- 出生地
- レフカス島
- 学歴
- アテネ音楽アカデミー
- 受賞
- ジョルジュ・エネスコ国際コンクール第3位〔1964年〕
- 経歴
- アテネでヌヌカ・フラジア・スピリオポウロスに学んだのち、1965年マリア・カラス奨学金を得てドイツ・バイエルン州立歌劇場のオペラ・クラスに留学、ミュンヘンでヘルベルト・シャンペインに師事。’68年フランクフルト歌劇場でデビュー。’70年ウィーン国立歌劇場で大成功を収める。’72年からウィーン、ハンブルク、ミュンヘンの国立歌劇場、’73年ベルリン・ドイツ・オペラ(DOB)、’74年ミラノ・スカラ座、’75年コベント・ガーデン王立歌劇場にそれぞれ出演。’76年カラヤン指揮のベルリン・フィルとともに米国各地に演奏旅行。世界的なメゾソプラノ歌手として人気を博す。当たり役は「カルメン」、「マリア・ストゥアルダ」エリザベッタ役、モーツァルトの諸役など。’80年オーストリア宮廷歌手の称号を授与され、’88年にはウィーン国立歌劇場名誉会員となる。また、’92年オーストリアのテレビドラマ「デュエット」に女優として出演、大成功を収めた。’80年初来日。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報