改訂新版 世界大百科事典 「アグリッピナ小」の意味・わかりやすい解説
アグリッピナ[小]
Julia Agrippina Minor
生没年:15-59
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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…また,ブリタニア,マウレタニア,トラキア等の征服によって属州地の拡大を実現した。生涯に4人の妻をめとったが,なかでも,メッサリナは姦通したばかりか間男と公然と結婚したかどで処刑され,ネロの母小アグリッピナは夫クラウディウスを毒殺したと伝えられる。【本村 凌二】。…
…在位54‐68年。ローマ貴族グナエウス・ドミティウス・アヘノバルブスとアウグストゥスの曾孫女アグリッピナ(小)の子ルキウス・ドミティウス・アヘノバルブスとしてアンティウムに生まれる。49年母がクラウディウス帝の妃となると翌50年帝の養子となり,帝が前妃メッサリナによってもうけた実子ブリタニクスTiberius Claudius Caesar Britannicusより年長のため帝位継承の優先順位を得,53年にはブリタニクスの姉オクタウィアと結婚した。…
※「アグリッピナ小」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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