あけなんこ

精選版 日本国語大辞典 「あけなんこ」の意味・読み・例文・類語

あけなんこ

〘名〙
① 握った貝や碁石などの数を当てさせる遊び。
② (形動) (①が終わりに手を開いて数を見せることから) 隠さないでありのままに言うこと。また、そのさま。芝居隠語として、非難めいたことを言う場合が多い。
合巻・裙模様沖津白浪(1828)発端「その在所も坊主めが同腹中の法印ゆゑ、あけなんこに見せたるからは」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android