最新 地学事典 「アケボノゾウ」の解説
アケボノゾウ
学◆Stegodon aurorae
日本固有のステゴドン。九州北部~岩手県の,下部更新統(2Ma〜1.2Ma)から産出。「全身骨格」を含め,日本で最も多数発掘されているステゴドン。小型で肩高は2m未満であるが,牙(切歯)は大きく雄では約1.5mに達する。第3大臼歯の稜数は12〜13で,ステゴドンとしては多稜歯で比較的高歯冠。日本列島の島嶼化に伴い,鮮新世のミエゾウから進化したと考えられる。多数のシノニム(カントウゾウ・スギヤマゾウ・アカシゾウ・タキガワゾウ)がある。
執筆者:樽野 博幸
参照項目:ミエゾウ
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

