現代外国人名録2016 「アサファパウエル」の解説
アサファ パウエル
Asafa Powell
- 職業・肩書
- 陸上選手(短距離)
- 国籍
- ジャマイカ
- 生年月日
- 1982年11月11日
- 出生地
- リンステッド
- 経歴
- 5人の兄は全員陸上の短距離選手で、兄ドノバンはシドニー五輪男子4×100メートルリレー代表。高校卒業の2001年まではサッカー夢中で、大学入学後の19歳のときにサッカーのFWから短距離に転向。その素質はすぐに開花し、2001年100メートルで10秒50をマーク。2003年20歳で世界選手権パリ大会に出場するが、フライングで失格。2004年は9度の9秒台をマークして驚異的な成長を遂げたが、アテネ五輪は5位に終わる。2005年6月国際陸連(IAAF)スーパーグランプリ・アテネ大会で、ティム・モンゴメリ(米国)の記録を100分の1秒上回る9秒77の世界記録を樹立。世界選手権ヘルシンキ大会は故障欠場。2007年世界選手権大阪大会100メートルでタイソン・ゲイ(米国)に敗れ銅メダル、4×100メートルリレー(4走)は銀メダル。大会直後のリエティ・グランプリ(イタリア)100メートル予選で、自身の記録を0秒03短縮する9秒74の世界記録をマーク。2008年北京五輪は5位に終わる。2009年世界選手権ベルリン大会銅メダル、4×100メートルリレー金メダル。2012年ロンドン五輪は8位に終わる。2013年7月ドーピング検査で陽性反応を示し、8月の世界選手権モスクワ大会を欠場。2015年世界選手権北京大会100メートル7位。190センチ、88キロ。首都キングストンの大学でスポーツ医学を専攻。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報