アトウォーター係数

栄養・生化学辞典 「アトウォーター係数」の解説

アトウォーター係数

 アトウォーターのカロリー係数ともいう.食品エネルギーの表示法で,ごく一般的に用いられている係数.食品の燃焼熱から,それを摂取した場合に糞に排泄される部分の燃焼熱と,尿に排泄される部分の燃焼熱を差し引いて求める.通常の食品の場合,炭水化物(差し引き炭水化物)を4kcal/g,タンパク質を4kcal/g,脂質を9kcal/g,とする.アトウォーターは,これを多くの食品について混合食として測定し,それぞれの食品について平均の値を求めこの係数を提案した.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む