アトラント(その他表記)atlantes

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アトラント」の意味・わかりやすい解説

アトラント
atlantes

建築用語。男像柱。古代ギリシア建築で男性彫像を建築の柱として用いたもの。カリュアティド (女像柱) と対をなす。ギリシア神話天空を支える巨人神アトラスに由来する。シチリア島アクラガスゼウス神殿にその巨大な作例がみられる。中世においてはほとんどみられないが,マニエリスム期およびバロック期に再現した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む