ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アドレノドキシン」の意味・わかりやすい解説 アドレノドキシンadrenodoxin 副腎皮質のミクロソーム中に含まれる鉄・硫黄蛋白 (フェレドキシン) の一種。分子量は2万 2000で,1分子は鉄2原子,硫黄2原子を含む。また,硫黄にはシステイン残基が結合して,加熱により容易にはずれる。ミクロソームの働きの一つである薬物などの水酸化反応は,この鉄・硫黄蛋白が電子伝達系の一部を分担して進められる。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by