アヌマーナ(その他表記)anumāna

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アヌマーナ」の意味・わかりやすい解説

アヌマーナ
anumāna

インド哲学用語。推論の意。認識根拠または認識方法の一つ。比量と漢訳される。六派哲学の一つニヤーヤ学派によれば,推論は五分 (ごぶん) 作法という5つの構成部分から成る推論式の型で示される。 (1) 主張──かの山は火を有するものなり。 (2) 理由──煙を有するものであるから。 (3) 実例──なにものでも煙を有するものは火を有するものである。たとえば台所のかまどのごとし。 (4) 適用──煙あるかまどのごとく,かの山もまたかくのごとし。 (5) 結論──ゆえにかの山は火を有するものなり。

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