アネムーサイト

最新 地学事典 「アネムーサイト」の解説

アネムーサイト

anemousite

化学組成Na2O・2CaO・3Al2 O3・9SiO2の長石の一種。アルバイト-アノーサイト系列のいかなる斜長石にも一致しないが,少量のカーネギーアイト分子(Na2O・Al2O3・2SiO2)の存在が仮定されている。劈開角85°59′,比重2.68。2V82°48′,屈折率α1.555, β1.559,γ1.563。シチリア島の南,Linosa島に産する。しばしば太平洋諸島のかんらん石玄武岩に含まれるといわれ,この玄武岩をアネムーサイト玄武岩(anemousite basalt)と呼び,またT.F.W.Barth(1931)は太平洋岩(pacificite)と呼んだが,現在は用いられない。名はLinosa島の古代ギリシア名にちなむ。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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