アフガニスタン侵攻

共同通信ニュース用語解説 「アフガニスタン侵攻」の解説

アフガニスタン侵攻

1979年12月、アフガニスタンで革命政権が崩壊する事態を防ぐため、ソ連軍が侵攻。国内統治に力を欠いたアミン革命評議会議長は処刑され、ソ連が庇護ひごするカルマルが革命評議会議長兼首相に就任。米国やパキスタンがイスラム系反政府ゲリラを支援し、介入は泥沼化した。

ソ連のゴルバチョフ政権が撤退を決め、89年2月に全部隊が国境を越えた。派遣した将兵は10万人以上、戦死者は約1万5千人、負傷者は約3万7千人。10年に及ぶ軍事介入は多大な犠牲を出して失敗した。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

関連語 庇護

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android