アベママ島(読み)アベママトウ

デジタル大辞泉 「アベママ島」の意味・読み・例文・類語

アベママ‐とう〔‐タウ〕【アベママ島】

Abemama》太平洋中部、キリバスギルバート諸島環礁首都タラワ南東約150キロメートルに位置する。環礁内に大型船が停泊できる良港がある。コプラを産する。アパママ島

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「アベママ島」の意味・わかりやすい解説

アベママ島
あべままとう
Abemama Atoll

太平洋中部、キリバス(ギルバート諸島)のうち赤道直下に位置する環礁。アペママApemama、アパママApamamaともいう。長さ19キロメートル、幅8キロメートル。人口3442(1995)。タボンテビケTabontebikeの港は環礁内に500トン級の船が停泊できる良港で、一時はイギリスがギルバート・エリス諸島植民地の首都にしようと考えたが、タラワTarawa島のほうが条件がよいため、1947年にこの案は撤回された。

[大島襄二]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アベママ島」の意味・わかりやすい解説

アベママ島
アベママとう
Abemama Atoll

中部太平洋,キリバス北部の環礁。 19世紀にはギルバート人の王族支配の中心地であった。第2次世界大戦戦場。コプラを輸出する。人口 3218 (1990) 。

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