アボルファズルジャリリ(英語表記)Abolfazl Jalili

現代外国人名録2016 「アボルファズルジャリリ」の解説

アボルファズル ジャリリ
Abolfazl Jalili

職業・肩書
映画監督

国籍
イラン

生年月日
1957年

出生地
サヴェー

受賞
ベネチア国際映画祭金のオゼッラ賞(第52回)〔1995年〕「7本のキャンドル」,ナント三大陸映画祭グランプリ「トゥルー・ストーリー」,東京国際映画祭アジア映画賞(第11回)〔1998年〕「ダンス・オブ・ダスト」,サンセバスチャン国際映画祭審査員特別賞〔1998年〕「ぼくは歩いてゆく」,ナント三大陸映画祭監督賞〔1999年〕「ダンス・オブ・ダスト」,ロカルノ国際映画祭審査員特別賞〔2001年〕「少年砂漠カフェ」,東京フィルメックス・コンペティション審査員特別賞(第2回)〔2001年〕「少年と砂漠のカフェ」,ローマ国際映画祭審査員特別賞(第2回)〔2007年〕「ハーフェズ ペルシャの詩」

経歴
少年時代をテヘランで過ごし、13歳の時には自分で描いた絵や書を売って生計を立てる。また少年院に数日入った経験を持つ。1970年代から8ミリ映画の自主製作を始め、演劇大学に進学するが1ケ月で退学。’79年イラン国立テレビIRIBに入社、短編ドキュメンタリーや短編映画を経て、’83年「Milad」で長編映画監督デビュー。「7本のキャンドル」(’94年)がベネチア国際映画祭金のオゼッラ賞を、「トゥルー・ストーリー」(’96年)がナント三大陸映画祭グランプリを受賞し、国際的に注目を浴びるが、イランでは全作品が上映禁止になる。他の監督作品に「かさぶた」(’87年)、「ダンス・オブ・ダスト」(’92年)、「ぼくは歩いてゆく」(’98年)、「キシュ島の物語」(’99年)、「少年と砂漠のカフェ」(2001年)、「ハーフェズ ペルシャの詩」(日本イラン合作映画,2007年)などがある。1998年東京国際映画祭のアジア映画賞受賞で来日

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android