アポルフィンアルカロイド

化学辞典 第2版 の解説

アポルフィンアルカロイド
アポルフィンアルカロイド
aporphine-alkaloid

図のアポルフィン骨格を有するアルカロイド総称イソキノリンアルカロイドの一部でもある.代表的なものにアポモルヒネがあり,名称もこれに由来する.ケシ科ツヅラフジ科メギ科クスノキ科バンレイシ科など多くの植物中に存在する.置換基の種類と位置によって,λmax 300~310,280,220 nm 付近に特徴的な吸収スペクトルを示す.アポルフィンを図の破線部分で開裂すると,ベンジルイソキノリンとなる.したがって,前者は生体内で,後者から酸化的に導かれたと考えられている.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む