アミノ酸拮抗作用

栄養・生化学辞典 「アミノ酸拮抗作用」の解説

アミノ酸拮抗作用

 一つアミノ酸が,別のアミノ酸と競合することで,アミノ酸の膜を介しての輸送や,一つの酵素活性部位への結合について認められる.さらに広義には,あるアミノ酸を過剰に与えたときに他のアミノ酸の代謝影響を受け,例えば成長阻害などを引き起こすこともいう.分枝アミノ酸どうしの拮抗作用が代表的.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android